「THE BREATH OF BREADS」
31 5月 2011, by in ・本と絵本冷蔵庫の中で一ヶ月半眠っていた‘文旦の酵母液’を取り出してみる。その中にスプーン1杯のきび砂糖を振り入れて、台所で約1日かけて酵母を眠りから覚まします。シュワシュワと気泡が現れはじめたら、活動が戻った証拠。
前日の夜。酵母液を使って生地を捏ねて翌朝まで発酵。久しぶりに目覚めた酵母は、相変わらず力強い膨らみ。
大きなカンパーニュとプレーンなパンをひとつ、黒胡麻がいっぱい入ったパンを3つ。
黒胡麻の生地は、ぷっくりと‥まるでアザラシのよう。目とヒゲを描きたくなります。(みんな、美味しく焼き上がって欲しい!)
「THE BREATH OF BREADS」
本棚にずっとしまってあったこの本を、いま7年ぶりにじっくりと読み返しています。生地の触り方、成形の仕方など、自分のレシピとはまた違っていて、新鮮でとても愉しい。まさに、パンの呼吸が聞こえてくるような、充実の1冊です。