森のバームクーヘン
10 3月 2007, by in ・カヌーキャンプのお仕事
冬の人気アクティビティ「森の林間学校」。
このプログラムは、なかなか盛りだくさんの内容です。トマムの森で木登りをした後に、雪原に建つティピー(インディアンテント)の中で、特製ランチ(手作りベーコンと卵、トマトにレタスのベーグルサンド、じゃがいものポタージュ、もっちりポテト焼き)を食べて、バームクーヘンをみんなで作るのです。
じつは、このバームクーヘンの生地を考えるのに、かなりの時間を費やしました。
1時間で美味しく焼き上げるのに調度良いバターや粉の量、卵の数、マイナスの世界で感じる甘さの加減。すべてをクリアして出来上がったこのお菓子は、とっても素朴で、どこか懐かしい味に焼き上がりました。保存料も入っておらず、必要な材料のみで作られているお菓子の味は、きっと子どもの頃に食べたことのある、お母さんの手作りの味に似ているのかもしれません。そう考えると、やっぱり、食べ物はすごいなぁと、しみじみと思うのでした。
北海道の冬もあと少し。3月いっぱいまで、可愛らしいティピーの中でバームクーヘンを作っています。