「道東遠征カヌーキャンプ08」
28 5月 2008, by in ・カヌーキャンプのお仕事
先週末、我が家は道東遠征カヌーキャンプのツアーへ出掛けていました。お天気模様はあいにくの曇り空でしたが、テントサイトの朝は爽やかな鳥の声が聞こえ、今年は強風にもあおられず、のんびりとしたツアーを楽しみました。毎年恒例の牡蠣は、もちろんシングルシードの「カキえもん」。大きなホタテ貝に着いて育つものと違い、カキエモンは小さな赤ちゃんの頃から牡蠣殻の粉末に着き、それぞれが単独で育ちます。そのため、味に深みがありとにかく旨いのひとこと。均さんのお店でいただいたアサリ1.5㎏も、ご覧のようにクリームパスタになりました!この時季の牡蠣もアサリもプリプリしていて食べ応えがあります。
山菜の入った鶏五目御飯をルクルーゼで炊き、グリーンとホワイトのアスパラはささがきにして、かき揚げ風の天ぷらに。前日に仕入れた山ウドも天ぷらでいただきました。2年ぶりの‘春の水行者(すいぎょうじゃ)’も登場。行者にんにくを細かく刻み、豚挽き肉と混ぜて、少し厚めに伸ばした手作りの餃子の皮に包みます。これを、だしのきいたスープと一緒にいただきます。今回参加の台湾在住のОじいさんにも褒めていただいたひと品です。手羽先のから揚げは、子ども2人も手が止まりません。
‘梅干、鮭、しじみ、柴漬け、刻み根昆布、たくわん、桜海老’をのせたお粥や、ダッチオーブンで丸パンも焼きました。自家製ベーコンとアスパラ炒め、サンドイッチは、あかねりんごジャムと手作りのクリームチーズ。もうすっかり、この組み合わせは切ってもきれないほどの仲ですね。
バームクーヘンの生地をアレンジしたバターケーキはサクランボを入れて焼きました。
釧路のシャケ番屋で好物のサーモンハラスを焼き、番屋の焼主バルタン星人おじさんこと、阿部さんとの会話も弾み、お土産まで買うという幸せな2泊3日のカヌーキャンプ。
久しぶりのご参加、小児Dr.Cさんもカヌーで釣りを楽しんでいただいたよう。我が家の子ども2人も久しぶりのキャンプを、体がコテコテになるまで思う存分に楽しんでいました。そして別れ際は、いつもセツナイリトル・トリーのキャンプツアー。「また逢える。」とい気持ちと「これからもがんばろう!」という思いを、いつもいつもゲストの皆さんからいただきます。これがやっぱり、やめられない!このお仕事をしている理由のひとつなんだなと思い、与えられた環境の中で、K’s kitchenとして私が出来る事を、これからも探していこう、という気持ちにもなるのです。心の中に、またひとつ重なって、ずっと居続けてくれる沢山の出会いと出来ごと。きっと、こういうコトの繰り返しで、人は温かく大きくなっていくのかもしれません。あぁ~・・・今回も、なんだかとても温かい親戚が遊びに来てくれたような、ほっこりアットホームな道東遠征キャンプが終わりました。
最後に、今回、小学校の宿題持参でキャンプに参加したヒジリの「発見ノート」より、ひとコマ。
「彼女はポテトチップス、K’s kitchenは台湾土産のドライマンゴー1袋をうばわれました。」カラスには、ほんと、要注意です。
※厚岸の牡蠣をご自宅へ。kin’s oyster・・・(有)カキキン
※釧路へお越しの際はこちらでお食事・・・喰い処「シャケ番屋」へ。焼主のおじさんが右手に火バサミ、左手にハサミを持って美味しいお魚を焼いてくれます。