「真夜中に。」
26 4月 2011, by in ・レシピ自宅で行うパン作りは、ゆとりがないと出来ません。天然酵母となると、ことさらです。1日中家にいると、良いタイミングでその時がやってきます。でも大抵、温度や酵母の機嫌によって、作業は夜中まで押したりするのです。
真夜中の作業。眠たくて眠たくて仕方がないのに、続けてしまう。「なぜかしら」。答えは単純で、タイミングを逃がすとパンが美味しくなくなってしまうから。そして何より、絶好調にプクプクの酵母液や元種を、そのまま放っておくことができないのです。
どんなことでも、一度乗りかかった船は、そう簡単には降りることができないものですね。
今日は、雨降りの1日でした。屋根を叩く春の雨音は、体が休まります。
「真夜中に焼くパン」
・文旦酵母の元種…240g
・強力粉…800g
・塩…16g
・きび砂糖…24g
・ぬるま湯…480g前後
この生地がベースとなり、今回はクランベリーのベーグル、バタークロワッサンを焼くことに。国産ロースト胚芽を10%ほど配合すると、味が香ばしくなります。柑橘系の酵母は、ビターチョコも良く合う感じ。一度に沢山焼いて、食べやすい大きさに1枚ずつカットしたら、ジップロックに並べて冷凍庫へ。食べるときは、食べたい分だけトースターでこんがりグリル。
忙しい朝、我が家の貴重な朝食になります。
※最近使っているきび砂糖、どこで買ったか忘れてしまったのですが、粒が粗く野性的な味でとても美味しいです。煮物はコクがでます。 お料理も、砂糖を使い分けると楽しみが増えます。
・喜界島限定きび砂糖(大地を守る会の砂糖)