「山ウド・ろく助・ソーセージ」
13 5月 2008, by in ・北の暮らし
「山ウドが食べたいな。」と、思っていた矢先のこと。テレビ取材の下見を兼ねて、聡さんが十梨別の森で立派な山ウドを採ってきてくれました。
大喜びで、さっそくお鍋にお湯をはります。ウドの先は天ぷらにするので、切り落としてそのままに。山ウドの天ぷらは、タラノ芽のようなモッチリ感に独特の苦味があり、おそらく、大人にはたまらない食材のひとつです。太い部分はピクルスにするので軽く茹でることに。保存がとても利くピクルスは、我が家になくてはならないモノのひとつ。カレーの付け合せや、お酒のおつまみに大活躍です。ウドのみならず、ホワイトアスパラのピクルスもとても美味しいのです。ひと通り漬け終わり、今日の夕飯は山菜の天ぷらになりました。
そして、この天ぷらに欠かせないのが「ろく助の塩」。きっと、有名なお塩なので愛用されている方も多いのではないでしょうか。我が家も以前、お土産でいただいてからというもの、欠かせたことのないほどの優れものです。だしの利いたこのお塩には「抹茶塩」や「七味塩」など、色々あります。このお塩と炊きたてのごはんで作る塩むすびは、最高に美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまうほど。
それにしても、久しぶりの山ウド!とにかく美味しすぎました。
そして一昨日。となり村に住む日月社の山本さんとスローフレンズの太田さんに誘われて、エゾ鹿肉のソーセージ作りに行ってきました。今回は、今月末に行われる占冠村(シムカップ村)の山菜市のお手伝いです。じつは、数年前から知りたかった太田さんのソーセージのレシピをやっと教えてもらうことが出来る!と、密かに喜び気味のK’s kitchen。お肉の塩漬け段階から事細かに教わり、レシピもしっかりとコピーをとっていただきました。あまりにも知らなかった食品添加物の講座も、急きょ開いてくれたりと、収穫の多い1日になりました。こちらのソーセージは、占冠村在住の「森の狩人」さんのスペシャルなエゾ鹿肉にギョウジャニンニクを混ぜ込んだ、かなりの逸品!お時間がある方はぜひ、今月5/24に行われる占冠村の山菜市に足を運んでみてくださいね。きっと、このソーセージが美味しく美味しく調理されています。