「蜜蝋キャンドル」
12 3月 2008, by in ・北の暮らし
冬の間、ときどき作っていた蜜蝋キャンドル。お家のストーブの前に座りながら、ゆっくり行う地味な作業なのですが、これが思いのほかハマッてしまうのです。
空き缶に蜜蝋のかけらを幾つか入れて、湯せんにかけて溶かします。その中へ紐を入れます。はじめは、ポッキーのように細い。
何回か蝋に浸すうちに、程よい太さに変身。手間がかかるようにも見えますが、蝋が乾くのはあっという間なので、7~8回浸せばこの様な感じに出来上がります。
毎年毎年たくさん作って、いつの日かこのキャンドルの灯りで、皆さんを素敵におもてなし出来るような、温かい小さな空間と場所を作ることが、私のこれからの夢でもあります。蜜蝋のキャンドルは、やさしい炎を吹き消した時に、部屋中に広がる甘い香りがたまらなく良いのだと、ターシャ・テゥーダーの本にも書いてありました。今年のキャンプツアーの夜長は…大きなテントの中で、このキャンドルを作りながら、おしゃべりをしているゲストの皆さんの姿が思い浮かんでくるようです。