「春の調味料造り」
16 5月 2011, by in ・お料理春の山菜、アイヌネギ(ギョウジャニンニク)。葉や茎からは、野性味溢れるニンイクの匂いがたっぷり。たまらなく、食欲をそそります。この匂い、冬の間も恋しくなる我が家では、こうして調味料にしています。
葉の閉じたスリムなものは、並べて小分けして冷凍保存へ。葉の大きく育ったものは、細かく刻んで瓶に詰め込み、お醤油漬けに。1年間、お醤油を継ぎ足して来春までもたせます。香りの移ったお醤油は、炒めご飯の味付けやパスタソースのベースに、そしてドレッシングにも使えます。
さて
こちらは、お酢に漬けたアイヌネギ。にんにくの匂いのするビネガーが出来上がります。サラダにふりかけたり、水餃子や生春巻きの付けだれには、もってこい。
こうして刻んで漬けた葉っぱは、思い立ったらそのまま餃子や肉団子の具材にもなるので、日々のお料理のちょっとした手抜き技にもなったりしますね。それもこれも、手の抜けない調味料造りがあればこそ。今年も、こうして北の春が訪れてくれたことに、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。
「アイヌネギのお醤油」
・用意するもの / 各家庭に合う、程良い大きさの瓶。我が家は約900ml瓶で1年分をまかないます。
・お醤油(お好みのモノを。塩分が気になる場合は減塩醤油を。白醤油を使うのも面白い。)
・アイヌネギ
①アイヌネギを刻んで、瓶に詰め込む。
②お醤油を瓶いっぱいに注ぎ込む。
③蓋をして、涼しいところに保存。特に暑い夏場は冷蔵庫などが良いでしょう。(1週間程で香りが移ります。)
※ビネガーも、同様に。(こちらは、タカノツメも入っています。)