ぼくらが旅に出る理由
28 2月 2012, by in 未分類
ゲストの持ってきた1枚の写真。
96年3月24日、映っているのは25歳の僕とその時ゲストとして来てとても仲良くなったYちゃん6歳。当時、僕は然別湖でガイドとして勤務していました。クロスカントリースキーやスノーモービル、仲良くなりすぎて氷上露天風呂に一緒に入ったりも…それから16年。
6歳の女の子は22歳の女性に
25歳の青年は41歳のおっさんに…なっていました。
当時はお母さんと一緒にきた子も今回は感じよすぎる彼氏を連れて遊びにキテクレタのです。
旅に出る理由はホントにいろいろあります。
あれが食べたい。景色がみたい。何処かに行きたい。誰かにあいたいも…
僕らの仕事はそんな誰かになれるとても素敵な仕事なんだなと16年前の記憶と雪の中ではしゃいでいる彼女を見て、不思議な気分で今回はガイドをしていました。
そして、僕も続けていてよかった。ずっと来たかったと言ってくれたのに違う仕事していたら会いに来てくれないかもしれません。これからも僕は今の仕事をもっと続けたいと心から思ったのです。
帰りの車でIPODのシャッフルで流れたのは小沢君の「ぼくらが旅に出る理由」。
遠くまで旅する人たちにあふれる幸せを祈るよ
ホントにそんな気分で泣きそうになりました。