お菓子づくりの楽しみは、じつに様々。その中でも、‘素材選び’と‘飾り付け’は、それぞれ最も愉しみのひとつ。
発酵バターで焼くタルト生地は、素朴ながらも、舌の奥に懐かしさが広がります。卵と牛乳、砂糖と小麦粉でこしらえるカスタードクリームは、なんといっても手づくりが一番。右に出る物はありません。
彩りも大切。緑の葉は、庭に生い茂るカシスの葉。カシスの葉は、ほんのり果実の香りがするのですよ。
ナパージュの上に、デコレーション用の粉糖をふるうと、また違った雰囲気のケーキに仕上がります。
ケーキは、どんな時でも気持ちが華やぐから素敵です。