「思います。」
22 9月 2011, by in ・cafe RAP久しぶりのブログです。
ここのところ、めっきり冷え込んできた北海道、現在私は長袖プルオーバーのフリースを来てパソコンの前にいます。
8月いっぱいで夏の期間のお店が終了し、9月はブライダルの会食担当しておりました‘Mt.cafe RAP’。昨日で、この夏すべてのガーデンウエディングが終了いたしました。
7月から始まり、依頼回数20件、総勢432名のお料理を日々調理させて頂きました。
初めてのお仕事なので、‘どうなってしまうのか?’と不安がよぎっては消えよぎっては消え…ただただ、ひたすらに進んだこの夏でしたが、ようやく無事に一区切りを迎えることができました。
笑顔あり、涙あり、感動ありの、沢山の方々の心に残るお祝いの席。お祝いの席を飾るステキなステキなお花屋さんや、プロのサービスを行うチーム、その中に混ざりお手伝いをさせていただけた事!この様なお仕事は、私の人生の中でも、そうなかなかご縁があるものではありません。
今回機会を与えてくださったホテルのご担当の皆さまに、今はとても感謝をしています。そして何より、この夏一緒に厨房に立って働いてくれたスタッフのみんなにも、本当に本当に心からの感謝です。
15年前の20歳だった頃、それまで台所に一度も立ったことの無い私は、結婚をして2人の子どもを産み、毎日ごはんを作ることに精一杯でした。時々戸惑う私に「朝昼晩、365日毎日ごはんを作れば1年で1000回とちょっと。これを何年も重ねれば、料理もだんだん得意になるよ。」と夫に言われたことを、今でも時々思い出します。
北国で暮らしはじめてからは、近くのパン屋さんが60kmも離れているので、仕方なく自分でパンを焼き始めたこと。近所でベリーが山ほど採れるので酵母を起しはじめてみたこと。冬は夏の様に沢山の美味しい野菜を食べることが出来ないので、夏のうちに大きな瓶に長期保存したほうが良い冬を迎えられること。北海道は美味しい食材に出逢うチャンスが日常のあちこちに転がっているということ…
思いおこせば、普段の暮らしの中でも沢山の食べ物にかかわってきて、沢山の台所に立つ機会に携わっていたんだと、今更ながら気付きました。きっと、継続してきたものが、少しだけ確かなものなのだと思えるようなってきたのかも知れません。これこそ、継続は力なり。続けることは大変だけれど、良いも悪いも必ず何かが見えてきます。
ともあれ、今年自分の為に新調したHAKUIのウェアーを、人前で恥ずかしくなく着こなせる大人になりたいなぁーと、心の奥の方で思っているこの頃です。
さて!明日からはキャンプツアー!
今回は、秋の始まりを迎えた歴舟川、十勝・帯広方面へ行ってまいります。台風の影響が心配ですが、食事メニューはばっちり!戻ってきたらまたご報告いたします。
日本列島あちこちで雨風の影響が心配されておりますが、どうぞみなさん穏やかなよい連休をお迎えください!