「寒中お見舞い申し上げます。」
10 1月 2010, by in ・北の暮らしすっかり、新しい年のごあいさつが遅くなってしまいましたが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。今日のこちらのお天気は曇り。時々、小雪がちらついています。
冬の晴れた日には、碧い空と、白い雪、ときおり流れる冷たい風が、まるで1枚の布フェルトの様に、ふわふわな淡い世界を作り出していて、雪の国ならではの世界が広がっています。どうぞ、この1年も皆さまにとって、良き年でありますように。
さて、年末年始もずっと雪のプログラムを行っているリトル・トリー。今年も沢山のゲストと一緒に、雪の森へ出掛けることができました。訪れてくださった皆さま、心からありがとうございます。これから訪れてくださる皆さまも、雪の世界でお会いできることを楽しみにしています。2月はさらに北国らしい寒さの季節となりますので、十分温かな服装でいらしてくださいね。お待ちしています。
私はというと、昨年暮れに他界した祖父に最後のお別れを告げるべく、年始は長野県へ行っておりました。両親の田舎、長野県開田高原は、子供の頃、お盆になるとよく帰省した懐かしい場所。真冬に訪れたのは、おそらくこれが初めてでしょうか…。1月初めの寒さは厳しく、北海道と同じような粉雪が舞っていましたが、集まった人は皆温かく、人と人の交わりの心地よさを強く感じた年の始めとなりました。
人の温かさと感謝の気持ちを心に浮かばせて。この1年も良い年にしたいなと思いながら、今日もツアーのパンを焼いています。
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします。