「お日様浴びて、柿渋染め」
19 7月 2008, by in ・北の暮らし
夏、サンサンと照る太陽。強いこの陽を浴びながら、毎日毎日、風になびいているのは、先月から染め始めている柿渋染めのカバンとリネンのシャツです。気持ちよさそうに、日に日に色濃く変わってゆく姿は、まるで日焼けした夏休みの子どものよう。
柿渋に含まれる成分‘タンニン’によって、染め上げた布は陽を浴びるごとに色濃さがどんどん増し、防虫・防水効果を持ち、風合いのある、丈夫な布になるそうです。
麻や綿・シルクに羊毛と、様々な素材を使って‘草木染め・紬・織り・フェルト’の作品を手がける作家、夫サトシ氏のお母さんに教わりながら日々を楽しむ北国の暮らし。
好きなモノを作り、好きなモノを身にまとう暮らしは、それだけで何とも幸せな気持ちになります。