「夏みかん酵母の丸ぱん」
28 4月 2008, by in ・お料理
我が家では、時間のある時にまとめてパンを作ります。焼きあがったパンは、その日の夜と次の日の朝の分を寄せておいて、あとは小分けして冷凍保存をしてしまいます。これからは、忙しくなるので、この作業も合い間をぬってのひと仕事。今回は夏みかんの酵母パンを沢山作りました。ぷっくりと可愛らしい、まあるいパンです。
酵母の種は、夏みかんジュースを作った後の搾りかす。(じつは、捨てるのがもったいなかったので、試しに酵母を起こしてみたのです。)搾ったジュースは美味しくいただきます。
煮沸消毒をした瓶に、搾りかす+ぬるま湯+きび砂糖大さじ1を入れて蓋をします。毎日、蓋を開けて様子をみたり、時々振りながら酵母に話しかけます。4~5日過ぎると、沈んでいた搾りかすが、ぷか~っと浮かんできました。良い感じにプクプクと言っています。蓋をあけると、シュワ~とはじける音と香り。酵母液の出来上がりです。
次に、スターター(元種)を起こします。清潔な少し大きめの瓶に、①強力粉100g+酵母液90mlを入れて、木べらでよく混ぜ合わせます。数時間後、体積は2倍ほどに膨らんでいます。
次に、今度は強力粉100g+ぬるま湯90mlを①のなかへ入れて木べらで混ぜあわせます。数時間後、またまた体積は2倍に膨らみました。スターターの出来上がりです。このスターターをパン生地に混ぜ込んで捏ねると、発酵も短時間になり、作業がスムーズに進みます。
K’s kitchenの相棒「Aidくん」に捏ねをひたすら任せます。捏ねあがった生地をボウルに移し、シャワーキャップをかけて発酵(暖かい場所で4~5時間)。こちらの生地は、くるみとカランズ、それから自家製オレンジピールを混ぜ込みました。1次発酵が終わった生地を丸めて並べ、十字に切れ目を入れます。濡らして硬くしぼったフキンをかけて、大きなビニール袋をかぶせ2次発酵開始。暖かい場所で1時間30分ほどたつと、ひと回り大きくなります。あとは210℃のオーブンで、20~25分間焼きます。
朝起きてから夜眠るまでの、自分の時間割を作ることのできる酵母パン作りは、大好きな作業のひとつになっています。この日はパンを焼きながら、お塩を煎ったり、縫い物をしたり、事務仕事をしたりと、充実した1日になりました。